2−004 子どもが育つ魔法の言葉

子どもが育つ魔法の言葉 (PHP文庫)

子どもが育つ魔法の言葉 (PHP文庫)

『子は親の鏡』という詩が初めにあり, その1行1行を具体例を挙げながら子どもに接する方法を解説していく.
例は良い例が多く, 子どもにどんな言葉をかければ安心するのか, より良いしつけができるのかが分かる. その言葉をかける親の心理状況も書かれているので, 逆上しないで考えてからどの言葉を選べばよいのか分かる.
悪いことをしたときでも, 頭ごなしにしかるのではだめで何が起こったのか子どもに考えさせたり, そのプロセスを踏めない子どもには親が代わりに言葉にしてあげるといったことも重要である.
何よりも, 親が思ったこと, 考えていることを子どもに言葉にして伝えてあげることが大切であり, それが何より子どものためになる.
『子は親の鏡』という詩は子育ての骨格となりうるいい詩である. ぜひ覚えて実践していきたい.
子は親の鏡!『子どもが育つ魔法の言葉』シリーズ|PHP研究所